コラム
医薬サポート科

医薬品登録販売者の仕事って?

医薬品登録販売者は、薬剤師に次ぐ医療品のスペシャリスト。一般医薬品を販売するために欠かせない国家資格で、一般医薬品の9割以上を取り扱うことができます。


主な仕事内容

・医薬品の販売

・医薬品選びのアドバイスや健康相談

医薬品の品出し

・商品の陳列・補充

・在庫管理

・開店・閉店の準備

・POP制作
・日誌の作成 など


薬剤師と医薬品登録販売者の違いって?

[薬剤師の仕事]
6年制の薬学部等に通い、国家試験に合格した人がなれる職種です。薬局などで医師から出された処方箋に基づく調剤業務は、薬剤師のみができます。第一類から第三類まで、すべての医薬品を販売することができます。

[医薬品登録販売者の仕事]

都道府県知事の行う試験に合格した人がなれる職種です。受験資格はありません。第二類医薬品と第三類医薬品の販売ができます。ただし、医薬品のうち第二類医薬品と第三類医薬品を合わせると、9割以上のため、医薬品登録販売者はほとんどの医薬品を取り扱うことができます。


医薬品登録販売者の魅力って?

お客様一人ひとりの生活に寄り添い、健康に暮らすための提案ができます。薬の知識はお客さまだけでなく、家族や友人など身近な人に対して的確なアドバイスもできるようになります。
また、安定した収入と業界が魅力。医薬品登録販売者が働く場所は大企業が多いので働きやすく、昇給、賞与、福利厚生が充実していることが多いです。また、医薬品登録販売者の資格手当も給与に反映されます。

近年、国がセルフメディケーションを推進においても、医薬品の専門知識を持つ医薬品登録販売者は、地域の方の健康を身近で支える身近な存在として、一躍買っています。

 

医薬品登録販売者になる方法は?

医薬品登録販売者の資格を取るための試験は年1回、都道府県ごとに実施されます。長野平青学園では、ベテランの教員が過去問の分析や試験対策を行っています。登録販売者試験の全国・長野県の合格率は約4割ですが、本校の合格率は約9割を誇ります。


卒業後の進路は?

活躍の場はドラッグストアや調剤薬局に留まらず、スーパーや量販店、ホームセンター、スポーツ用品店などにも広がっている、今後ますます活躍が期待される職業です。